1. 事前の準備

  • 医療情報の収集: 子どもの喘息の発作の誘発因子や普段の症状、使用している薬についての情報を事前に収集し、活動に参加するスタッフ全員と共有します。
  • 薬の管理: 必要な吸入器や薬を常に携帯し、適切に管理します。また、使用方法についてスタッフ全員が理解していることを確認します。

2. 発作の予防

  • 誘発因子の回避: 花粉や煙、強い運動など、発作を引き起こす可能性のあるトリガーを避けるようにします。
  • 適度な休憩: 子どもが疲れすぎないように、適度に休憩を取り入れます。

3. 発作時の対応

  • 冷静な対応: 発作が起きた場合は、まず子どもを落ち着かせ、座らせます(寝かせません)。冷静に行動します。
  • 薬の使用: 吸入器を使用して症状を和らげます。症状の改善があるけれど、完全に回復したとはいいがたい場合は、1から2時間は休息をとらせ、再度吸入器の使用を行います。それでも効果が見られない場合は、医療機関に受診します。

4. 緊急時の対応

  • 救急連絡: 状況が改善しない場合や重篤な症状が見られる場合は、直ちに救急車を呼びます。場所や状況を正確に伝えるための準備をしておきます。
    • 遊べない、話せない、歩けない、食べられない、眠れない
    • 顔色が悪い、ぼーっとまたは興奮している
    • 強いゼーゼー、ろっ骨の間がはっきりとへこむ
    • 脈がとても速い

5. フォローアップ

  • 医療機関の受診: 発作が収まった後も、医師の診察を受けることを推奨します。活動中の状況や対応について報告し、今後の対策を話し合います。
  • 記録の作成: 発作の状況や対応を詳細に記録し、次回以降の活動に活かします。

引用:独立行政法人 環境再生保全機構 「おしえて 先生!子どものぜん息ハンドブック」より

子どもの喘息に関する質問用紙

基本情報

  1. 子どもの名前: 年齢 保護者の名前:  連絡先:

喘息について

  1. 喘息の診断時期:いつ喘息と診断されましたか?
  2. 過去の喘息発作の頻度:発作はどのくらいの頻度で発生しますか?(例:月に1回、週に1回など)
  3. 発作の重症度:
    • 過去に救急車を呼ぶ必要があった発作はありましたか?(はい/いいえ)
    • 入院が必要だった発作はありましたか?(はい/いいえ)

発作を誘発するもの

  1. アレルゲン:
    • 花粉、ダニ、ペットの毛など、特定のアレルゲンが発作を引き起こしますか?(はい/いいえ)
    • その他のアレルゲンがあれば具体的に記入してください。
  2. 環境要因:
    • 天候の変化、寒さ、湿気などが発作を引き起こしますか?(はい/いいえ)
    • 空気の汚れ、煙、強い匂いなどはどうですか?(はい/いいえ)
  3. 運動:運動や激しい活動が発作を引き起こすことがありますか?(はい/いいえ)
  4. その他の要因:
    • 感情の変動やストレスが発作を引き起こしますか?(はい/いいえ)
    • その他の原因で喘息発作が起こったことがありますか。あれば具体的に記入してください。

症状の詳細

  1. 一般的な症状:
    • 咳(はい/いいえ)
    • 喘鳴(息を吸うとき、または息を吐くときに、ヒューヒュー/ゼーゼー/ゼロゼロ/ゴロゴロの音があるなど、詳しく教えてください)
    • 息切れ(はい/いいえ)
    • 胸の圧迫感(はい/いいえ)
  2. 発作時の症状:
    • 発作が始まる前の前兆や兆候はありますか?
    • 発作の持続時間はどれくらいですか?

現在の治療と管理

  1. 使用中の薬:
    • 毎日使用する予防薬はありますか?(はい/いいえ)
    • 使用している吸入薬の名前や用量を記入してください。
  2. 緊急時の薬:
    • 発作時に使用する速効性の気管支拡張薬はありますか?(はい/いいえ)
    • その名前や用量を記入してください。
  3. 医療機関のサポート:
    • 定期的に通っている呼吸器専門医や小児科医はいますか?(はい/いいえ)
    • 医師からの特別な指示やアドバイスがあれば記入してください。

日常生活への影響

  1. 運動や活動:喘息のために制限している活動や運動はありますか?(はい/いいえ)
  2. 学校生活:学校での対応や特別な配慮が必要ですか?(はい/いいえ)
  3. その他の影響:喘息が日常生活や家庭生活にどのような影響を与えていますか?

その他の質問やコメント

  1. ご質問や不安な点:喘息について知りたいことや不安な点があれば記入してください。
  2. その他のコメント:特別な状況や注意事項があれば記入してください。

質問用紙は、保護者と子どもと一緒に記入してもらえると、子どもが自分で予防できたり、早期発見できたりするようになるのではないでしょうか。