そろそろ梅雨の季節、野外活動中に雷が発生した場合の対応方法について、速やかに行動できるように大人も子どもも頭に入れておきたいですね!
事前準備
- 天気予報の確認: 活動を始める前に必ず天気予報を確認し、雷雨の予報がある場合は、活動を延期するか、活動場所の変更を検討する。
- 避難場所の確認: 雷が発生した場合に避難できる安全な場所(建物や車内など)を事前に確認、子どもたちにも周知させておく。
雷が接近した際の対応
- 屋内に避難する: 雷が近づいている場合、最も安全なのは屋内に避難すること。車の中でもOK。
- 開けた場所、近くに高いもののある場所から離れる: 雷は、雷雲の位置次第で、海面、平野、山岳などところを選ばずに落ちる。近くに高いものがあると、これを通って落ちる傾向がある。グランド、屋外プール、堤防や砂浜、海上などの開けた場所や、山頂や尾根などの高いところなどでは、人に落雷しやすくなるので、できるだけ早く安全な空間に避難する。(国土交通省 気象庁HP 参考)
避難が困難な場合の対応
- 低い姿勢を取る: 開けた場所で避難が難しい場合、できるだけ低い姿勢を取り、かつ周囲に高い物がない場所を選ぶ。しゃがんで頭を低くする。できればつま先のまましゃがむ(地面についている面積を少なくする)。
- 水辺から離れる: 湖や川など水辺は雷が落ちやすい場所なので、速やかに離れ、地面が乾燥している場所に移動する。
- 木の下は避ける: 高い木の下は実際には非常に危険である。
引用:https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/toppuu/thunder4-3.html
雷が過ぎ去った後の対応
- 安全確認: 雷が完全に遠ざかるまで待つ。通常、最後の雷鳴から30分以上経過してから活動を再開(30分ルール)。
- 負傷者の確認: 落雷の可能性があった場合、参加者全員の安否を確認し、負傷者がいる場合は速やかに応急処置を施し、必要に応じて救急車に連絡。
子どもたちへの教育
- 雷に対する基本知識の提供: 子どもたちに雷の危険性や対応方法について事前に説明し、避難訓練を行う。
- 常に注意を払う: 活動中は常に空の様子や天候の変化に注意を払い、早めの対応を心がける。
参考:https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/basic-knowledge/basic-knowledge_20220905_01.html
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