野外活動に参加する前から何か兆候があったかもしれません。お友だちと楽しく遊びすぎて、急激に負荷がかかることもあります。

「耳が痛い?」と言える子どもは、観察しやすいですね。しかし、うまく表現できない低学年の子どももいます。よく手を耳にもっていっているなど不自然な動きがあれば「どうしたの?」と声をかけてみましょう。

観察項目

  1. 痛みを詳しく質問する
    • 痛みの強さ(1-10のスケール)
    • 痛みの性質(ずーんと痛い、ズキズキ痛いなど)
    • 痛みはどれくらい続いてるか
    • 痛みが始まったきっかけ
    • 耳のどの辺が痛いか
  2. 耳の外観を観察
    • 耳垢の有無
    • 耳からの分泌物(色、量、臭い)
    • 耳の赤みや腫れ
    • 耳の外傷(切り傷、打撲)
  3. 全身状態
    • 発熱の有無
    • 頭痛、めまい、吐き気の有無
    • その他の痛みや不快感
  4. 聴力の変化
    • 聞こえにくさ、耳鳴り
  5. 最近の活動や環境
    • 水泳やダイビングの有無
    • 風邪やアレルギーの症状
    • 耳に異物が入った可能性

考えられる病気

  1. 外耳炎
    • 耳の外側の感染症。痛み、かゆみ、耳の赤みや腫れ、耳からの分泌物が見られることがある。
  2. 中耳炎
    • 耳の中の感染症。発熱、耳の奥の痛み、聞こえにくさが伴うことがある。
  3. 耳垢栓塞
    • 耳垢が詰まることで痛みや聞こえにくさを引き起こすことがある。
  4. 外傷
    • 耳をぶつけたり、異物が入った場合の痛み。
  5. 気圧変化による耳痛
    • 高度の変化(山登りなど)によって引き起こされる耳の痛み。

対応

  1. 基本的な対応
    • 安静にさせる。
    • 耳を清潔に保つ。
  2. 医療機関への連絡
    • 痛みが強い場合や発熱、耳からの分泌物が見られる場合は、医療機関に連絡し、専門の医師に診てもらう。
  3. 緊急時の対応
    • 強い痛みや急な聞こえにくさがある場合、特に頭部の外傷が考えられる場合は、速やかに緊急医療を受ける。
  4. 保護者への連絡
    • 状況を正確に伝え、必要な場合は迎えに来てもらう。