トイレ環境問題!!
トイレ環境の整備
- プライバシーが確保されたトイレの整備
- トイレの場所や使用方法について、事前に説明する
- トイレに行きやすいタイミングを設け、我慢しないようにする
- 活動する場所ごとにトイレの場所を説明する
- 「みんなで清潔に使う」ルールを説明する
- 「虫が出てきた!」理由でトイレに行けなくなることも。虫好きなメンバーに助けてもらうなど工夫してみる
子どもが野外活動中に便秘になる理由
- 水分不足
- アクティビティに夢中になることで水分補給を忘れがちになる
- 暑い環境では汗をかきやすく、水分不足に陥りやすい
- 食事の変化
- 野外活動中の食事は普段と異なることが多く、繊維質が不足しがちなメニューになる
- 新しい食事環境に慣れないことで、食欲が低下し、食事量が減ることもある
- トイレ環境の変化
- 自宅や学校と異なるトイレ環境に対する抵抗感から、トイレに行くのを避けることがある
- 不慣れなトイレや不十分なプライバシーが原因で、排便を我慢してしまうこともある
- ストレスや緊張
- 新しい環境や集団生活による緊張が便秘の原因になることがある
- 既往歴との関連はないか
- 鼠径ヘルニア 臍帯ヘルニア 腹壁瘢痕ヘルニア
- 肛門の病気
便秘を軽く見てはいけない!注意すべき観察ポイント
子どもの便秘が単なる一過性のものではなく、注意を要する兆候を見逃さないために、以下の観察ポイントに注意することが重要です。
- 便秘の期間を聴いておく
- 便の形状と硬さ
- 非常に硬い便や小さな丸い便が続いていないか聴く
- ブリストルスケールのタイプ1や2(硬い ころころ)
- 排便時の痛み
- 肛門の周辺の問題はないか確認する
- 子どもが排便を恐れるようになってうないか聴く
- 腹痛や膨満感
- 持続的な腹痛やお腹の張りがある場合、腸閉塞疑いはないか、触診する
- 腹部を触ったときに固いもの(便の塊)に触れないか
- 血便や黒い便
- 便に血が混じっている場合や、黒いタール状の便が出る場合、消化管出血の可能性はないか確認する
- 嘔吐を伴う場合
- 便秘に伴って嘔吐が見られる場合、腸閉塞の可能性ないか確認する
- 発熱を伴う場合
- 発熱や腹痛を伴う場合、感染症や炎症の可能性はないか(体温測定)確認する
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